この前、「ピンポン」を見たという男子高校生が、
「一回じゃよー、意味がわかんなくて、
二回見ないとあれはわかんねーぜー」
とか言ってて、ものすごーくびっくりしたんですけど。

「ピンポン」って、単純明快な誰でも楽しめる、
まさに暇つぶしにもってこいの娯楽作品だと思うんですけど。
あれ一回で理解できなかったらさ、
多分、君、どこの大学も受からないよ、それじゃ！
もっと、国語力つけたまえ！

わたしは、日本の現状の縮図を見た気がしたよ。

あと、「黄泉がえり」っていう映画がヒットしてるんですが、
わたしも、招待券があったので行ってみたら、
普段は映画なんて見ないような人たちで、
劇場は埋め尽くされていました（立ち見もいました）。
今、一般人を集められるのが、
「黄泉がえり」だという現状って、
映画界にとってもまさに憂うべき状況だよね。

こんな状態では、素晴らしい映画なんて生まれないよ。

あと、映画に関心のない人はともかく、
（わたしも映画以外のことにはあまり関心がないので、お互い様だと思ってます）
最近、映画を上映しようとする人たちの、
映画への愛って言うものが感じられない瞬間に多々出会う。
わたしは、これが一番悲しい。
映画って、夢を売る商売じゃなかったの？
見せればそれで終わりって言うことじゃ絶対ないんだよね。

だから、わたしは、どうも、新作からは足が遠のくなあ。

今日、大好きな「男と女」を見に行ったのですが、
わたしの隣に座ったのは、30代半ばぐらいの女性。
上映後、その女性が話し掛けてきたんですね。
今の映画、あまりに哲学的な内容で意味が全然分かりませんでした。
もしよかったら、説明してくれませんか？　と。

えー、なんで、こんなに、オーソドックスな
恋愛映画を理解できないの？
映画の読み取り能力って、やっぱり、鍛えてないとダメなのかなあ。
確かに、説明的な部分を一切廃しているし、
過去と現在は入り乱れるし、
普段説明過多な、ハリウッド映画ばかりみている観客は、
ついていけないのかもしれないけど。

それにしても、今日は、がっかりしたよ。
でも、それが現状なんだね。

今日、お気に入りの本屋へいったら、
「LATE 60S FASHION STYLE」という
豪華ビジュアル本が売ってました。

とっても欲しいけど、高いの。

なぜか、60年代には、心惹かれるよね。
バービー人形みたいな前髪厚めのロングヘアに、
キッチュでポップなワンピース。
バッグや靴のデザインも無駄だらけでとってもすてき。

その中にヘアスタイルのページもあって、
かわいい髪形がたくさんのってました。
今度はどんな髪型にしようかな。

ここ数年は、ずっとアンナ・カリーナの髪型を真似ているのです。

最初は、「女は女である」のアンジェラ。
その次は、「女と男のいる舗道」の娼婦ナナ。

今度は、そうだね、市川実日子ちゃんかな。
実日子ちゃん、だいすき。
でも、あの髪形は、わたしには似合わないでしょう。

また、伸ばしたい気もするけど、
緒川たまきみたいなクラシカルな髪形もいいかな。

この前、妹の紺のチェックのコートを借りて母と買い物に行ったら、
なんと中学生と間違えられて超ショック！
中学生ってね、MAXでも15歳なのよ！
10歳は子供にみられたって事だね、マイッタヨ。

やっぱり、前髪のせいだな。
なんとかしよう。

今年のお年賀で、年上のお姉さまから頂いたものが、
とっても、すてきで、誰かに読ませたいのだけど、
誰かに見せちゃうのがもったいなくて、
いつも、こっそり机の中から出しては、
幸せな気分に浸っているの。

わたしのたからもの。

相手を思いやる、優しく心のこもったお手紙は、
本当に気持ちを豊にしてくれるものですね。

この前、お友だちがパパになったので、
おくりものをしたのだけど、
そのお返しが先日とどきました。
開けてみると、わたしの大好きなものばかり。
更に、添えてあったメッセージカードが、
これまたとっても、優しい気分にさせてくれる
言葉たちにいろどられていて、
あまりの嬉しさに、涙が出てしまいました。

言葉の持つ力ってすごいね。

わたしは、いろんな人に助けられているよ。
ありがとう、みんな！
心よりの愛を込めて！

この前、わたしは、お友達のために、
合コンのようなものを企画しました。
と、いっても、その対象になる女の子は、4人なんだけど、
殿方はひとりって言う（笑）。
あ、でも、一応、他にもいたことはいた、2人。
ま、それはこの際、どーでもいいのよ（暴言だにゃぁ）。

それでね、ある女の子とその殿方がかなり良い感じになったんですよ。
（殿方の方が、気にいってしまったの）
あー、これは、いけると思ったんですが、
電話番号もメールアドレスも交換しなかったとか。
あらー、せっかく、二人がしゃべりやすくしてあげたのに、
しょうがないなーと思いつつも、頑張るよ！まかしてちょうだいな。

でも、最近の男の子って、ちょっとダメだねと、思っちゃうよね。
こういうことで、わたしに相談とかしてくるとさ。
2030年はすぐそこだって言うのに（笑）。

というわけで、わたしは、それとなく、その子に、
どおですか、この前の殿方は？
なんて聞き出さなくてはならないね。
でも、好みだと思うんだよね、違うかなー。
最初は、好みじゃなくても、3回まではデートするべき。
（生理的にどうしてもダメな場合は除く）
それで、ピンと来なかったら、ダメだけど。
1回で判断するって言うのは、裁判所よりきついもんね。
まあ、男の子には、慈悲深く（笑）3回ぐらいチャンスを与えるべきです。

今日は、セオドア・ローザックの分厚い
「フリッカー　あるいは、映画の魔」を、
読み終えたので、返しに行ってきました。

読みごたえがありました〜。満腹。
感想をHPに特別枠でUP予定。

次は、「半落ち」が読みたいの。
すでに、映画化が、決まってる様子。

でも、今日借りてきたのは、
「おかゆ」っていうおかゆのレシピ本
（自分で中国粥を作りたいの！）
「緑の眼」マルグリット・デュラスの批評集
「モリエール全集9」

モリエールは、前に、「人間嫌い」を読んで、おもしろかったので、
この前、「スカパン」を見に行ってきたのだけど、
これでちょっと気になる演出があったので、
テクストを読んでみたくなったのでした。
串田和美の超絶なスカパンを思い出しながら、
約500ページをクスクスあっという間に読み終わり。
ま、シナリオなので、スカスカのみかんみたいなんですけどね。

あと、「フランス演劇史概説」と、
パントマイムについての本も読んだのですが、
ジャン＝ルイ・バローって、詩人タイプの演劇人って、
呼ばれていたんだって。
なるほど〜。言い得て妙。

ジャン＝ルイ・バローは、
わたしのハートを盗んで知らん振りしてる憎いひと。

「戦場のピアニスト」見ました。
へヴィーだなぁ。
あまりに、むごたらしいので、
スクリーンを直視できず。
こわいー、はやくおわってー、って、思ったよ。

上映後、ロビーに出たら友だちがいて、
同じ回見てたんだ！ってことになったんだけど、
ふたりとも、無言で階段を上る、上る、上る。
あまりのやるせなさに、出るのは溜め息ばかりなり。

「戦場のピアニスト」は、確かに、傑作だと思うけど、
わたしは、2度と見たくない。
これは、もしかして、最高の賛辞といえるのかもね。

カンヌ映画祭では、二年続けて
ピアニストって言う原題を持つ作品が、
栄光を手にしたのですね。

なぜ、わたしが、これほどまでに、映画に魅せられているのか、
最近、ようやく、その解答らしきものが分かってきました。

ま、それは、言葉にするには、あまりに、
わたしのボキャブラリーの少なさを、
世間に露呈することになる・・・。

ただ、言えるのは、映画はとても美しいということ。
それと、わたしが、映画を愛しているということ。

これは、量をこなした人だけが言えることだけど、
映画はやっぱり、量ではないって言うこと。
量は質をも凌駕するって言ってる人がいたけど、
それは、違う。

わたしは、高校1年生から猛烈に映画を見始めて、
大学の4年間は、年に、400本以上は見ていたし、
大学を卒業した後、年間600本を超えた年もあった。
（それは、わたしが23歳の時です）

もちろん、映画ノットイコールビデオであります。
わたしは、去年まで、フィルム以外は、全く認めず、
映画に関して言えば、なんとも融通の聞かない堅物でもあったのです。

でもね、最近気付いたのは、
映画をたくさん見ることよりも大切なのは、
その1本1本の映画について、考えてみることなんじゃないかなぁ。
ただ、消費するだけでは、見ないほうがずっとましのような気がする。
映画に対する冒涜ともいえる。

それと、暗闇に住んでいたに等しい生活を送っていたので、
（年に600本も見れば当然そうなるのです）
右目が特に、明るい光に弱くなってしまって、
光に当たると、涙が止まらないのです。

これは、弱点だな。
でも、映画によって、そうなったのだから、これは運命だね。

っていうオランダのメーカーが出している
ワッフルが、とっても美味しいんだよ。

2枚入りで、150円なんだけど、
すっごく薄いの。

それを分解すると更に二枚になるのね、
その間には、メープルクリームが挟まってるの。

鼻血でそうに甘いですが、
おいしいので、是非是非見かけたら。

ただ、輸入品のお菓子だから、
あんまり売ってないかも。

ぼかぁ、このお菓子を食べてる時が、
いちばんしあわせだなぁ。

とかって、鼻の脇なぜなぜしながら
加山雄三なら言うよ、絶対。

みんな来てよね、私からのお願い！

02年度水戸短編映像祭で受賞した作品をセレクトして上映します。
当日会場に来れなかったお客さんは是非お見逃し無く！

2003年3月1日（土）〜7日（金）21:20〜　
テアトル池袋 http://www.garinpeiro.com/f_theatre_ike.html
料金：3作品まとめて1000円 均一
上映順：VICUNAS→HIGH SCHOOL ON THE ROCK→文金高島田二丁目
3月1日（土）、7日（金）上映前にイベント有り

『VICUNAS』は、観客に「発見」の喜びを約束する。それは「運命」なのだ。
青山真治（映画監督）

極めて理知的に作り上げられたこの『VICUNAS』の高密度な映像グルーヴは、意味の
生産と破棄とを周到にくり返してゆきながら、やがては上質の映画的快楽へと見る者
を確実に導くだろう。阿部和重（小説家）

VICUNAS　02年グランプリ作品
監督・脚本・編集：冨永昌敬

文金高島田二丁目　02年審査員奨励賞
監督・脚本：小泉徳宏

HIGH SCHOOL ON THE ROCK　02年水戸市長賞
監督・脚本：ビリオン情事　

詳しくはhttp://www.cinemapunch.com

BS2でやっていた（再放送）
「中国料理4千年の奥義」を見ました。

もー、はなちゃん、きゃわゆい！
はなちゃんみたいな女の子のこと、
多分、日本国民は、みんな好きだよね。
国民的アイドルだね。
朝の連続テレビ小説の主役は、
はなちゃんがいいですよー＜NHK

一緒に見ていたうちのお父さんも、
かわいさにメロメロしてたよ。

オープニング、ちいちいとはなちゃんが、
ひとつのおどんぶりで、米麺を食べていたので、
ちいちいに、キーッと思ったよ。
ちいちいは、好きだけど、
はなちゃんと同じおどんぶりはいけません、ダメダメ！

うちの妹が、昔、はなちゃんの大ファンで、
はなちゃんの写真集やら、お料理本やら、
表紙のノンノなど、必ず買ってたなあ。

わたしは、サイレント時代の女優たちが大好き。

お気に入りは、リリアン・ギッシュに、
ルイ−ズ・ブルックス、それからクララ・ボウ！

と名前を並べたところで、現代を生きる日本人には、
ただの記号程度にしか機能してないとおもいますが…。

サイレント時代の女優さんって、
みんな、すごく綺麗なんですよ。
目で観客の心を掴まなければならないからか、
みんな目の表情が素晴らしいの。

わたしは、髪型をブルックス刈りにしています。
今は伸びてしまってちょっと違うけれど、
モガな断髪は、すごく気にいっているのです。

友人のたかぎさんのBBSでわたしの髪型が、
話題になっていて嬉しかったり、恥ずかしかったり…
たかぎさんのHPは、とってもすてきなので、
わたしのHPのおともだちのお部屋を参照して
遊びにいってみてくださいませ。

それで、あの髪形の後ろはどーなっているのか？
という話題になったので、
ルイ−ズ・ブルックスで検索かけたんですが、
ほとんど引っ掛らないの。びっくりだよー。
そんなに忘れ去られてしまっていいの？

クララ・ボウは、海外のすてきなサイトを発見しました。

リリアン・ギッシュは、検索かけてないですが、
ま、リリアンの場合、世界初の映画スタア（アイドル）で、
生涯現役でしたから、
日本にもファンサイトはあることでしょう。

わたしは、リリアンの、虐げられたような悲しさに、
たまらなく惹かれます。元祖・薄幸の少女。

でも、実物のリリアンは、そんなイメージとは、
かけ離れたバイタリティとユーモアあふれる女性だったの。
そのギャップが、またまた良くて、更に好きになっちゃった。
しかも、「八月の鯨」の時、すでに90歳を超えていたにもかかわらず、
あの可憐なかわいらしさは、まさに銀幕の名花。
といっても、そんな大袈裟な花ではなくて、
名前も知らないような野に咲く素朴な花。
色は、絶対に恋人の色（白）。

あまりにかわいらしすぎて、
登場するだけで、涙腺が緩むなあ。

わたしは、地元の書店では、リブロがいちばんすき。
サブカル系、アート系が充実しているからで、
こんなすてきBOOKSがあっても、
この土地のもんは誰一人かわないだろう。
なんて思っちゃいます。
なんか、もー、わたしの本棚って感じで、
いとおしんでます。

わたしの愛するサエキけんぞうさんが、
新しい本を出版したようです。
http://saekingdom.tv/
リブロになかった・・・。注文しなくちゃ。
安井かずみも載ってるんだって。

ついでに、雑誌も立ち読み〜。
「CMNOW」の今月号は、あおいちゃん特集！
付録であおいちゃんの写真集がついてるんだけど、
とっても、かわいい！

あおいちゃんは、本当に、かわいいですぅ。
でも、顔が出来上がってきてしまった感があって、
もう、これ以上大人にならないでー。
なんて、LOLITA　MLへヴィーユーザーだったわたしは、
思っておりますが、ハハハ。

カラオケにいって、ご飯を食べて、
招待券で「黄泉がえり」を見ました。

「黄泉がえり」このつまらなさはなんなん？
お金払ってたら、暴れるね。
でもー、ほうかさんはワンカットでてるしー（無意味なアップ）、
田辺誠一も、出てるしー（もっと、きれいにとってよ＜塩田監督！）、
絶世の美女・伊東美咲は、涙出るぐらい綺麗だしー、
トレンディ・ドラマ風の台詞回しといい、
これは、映画じゃねーだろー。
写ってるものはあるけど、カットがないとか、
ショットがないとか、蓮実重彦みたいなこと言っちゃうよ、わたしは。

それと、「リリイ・シュシュ」の市原隼人くんが出てるというので、
楽しみにしてたんだけど、あんなにかわいかったのに、
なんか、えー？って感じで、がっかり。
「リリイ・シュシュ」の市原くんは、
まだ、肉体も精神も大人になりきれてない、
穢れなき美しさみたいなものがあったんだけど、
体が、すっかり大人になってしまって、
でも、まだ精神は子供でって言うようなアンバランスさが、
違和感あった。

かわいい男の子達がどんどんむさくるしくなるのを見るにつけ、
悲しいものが胸を去来しますわねー。

うーん、かわいすぎるなあ、原田美枝子。
今旬女優ナンバァワン！

キャリアの長い人ですけど、
わたしは、原田美枝子って、
全然いいと思わなかったんだよねー。
（秋吉久美子の方が好きだったし。）
ただ、毎回、ぬぎっぷりがよいので、
すごい巨乳だなー（笑）ってぐらいの感想で。

それなのに、ここ最近、原田美枝子の可愛らしさって一体何なのだー。

美人でかわいくて、強くて優しく、清潔な色気。
という女性の素晴らしさ全てを兼ね備えている！
いいな、原田美枝子。原田美枝子になりたいよー。

今日見た映画「折り梅」で、
吉行和子が、夢で母の事を思って、
嫁・原田美枝子の胸に手を伸ばすシーンがあるのだけど、
いいよなー、わたしもふれてみたいなー、
ってちょっと、思ったよ。
多分、あれを見た男の人は間違いなく全員がそう思ったはず。

それと、家出してゲームセンターで、
ギャルに勧められて恥ずかしそうに、
ダンレボをやる姿もめちゃくちゃかわいかった！
あの、カットはもっと長くても良かったはず。
もっと見せてくり、かわいい原田美枝子。

でも、最近、原田美枝子は、
お母さんの役が多くて、それが残念。

原田美枝子みたいな年齢の美人が恋愛する映画を見たい。
年下より、同年代のおじさんとの恋愛映画がいい。

この前の「OUT」では、香川照之に口説かれてて、
おー、いいじゃん！
って思ったんですけど、いいとこまでいかなかった。

増村保造の「大地の子守歌」（1976）っていう作品では、
盲目の春をひさぐ娘役だったけど、
初潮前の設定の娘が、あんな胸でいいの？
っていう感じの、豊満感。眼福でありました（笑）

「恋は緑の風の中」っていうデビュー作も見てみたい。
15歳で、すでに、ヌードらしい。
うむ。

しかし、無料上映といえども、
「折り梅」の映写状況はひどかった。
マスクにかぶっているのと、マスクの大きさがあってないのは、
まあ、大目に見るとしてもだよ、
クレジットの途中で、電気をこうこうとつけるとは、
映画への愛がまるでないじゃないですか。

確かに、映画の上映団体による、
映画上映会ではなかったのだけど、
いくら素人の上映会だといえ、あれではひどすぎる。
お客さんも、後援会に入っているからきたっていうような、
どーしようもないマナーの人ばかりだったし。

この前、「お」から始まる言葉を辞書で調べようと思っていたところ、
ある男性（Sさん）のことが頭をよぎったのです。
その人が、よく使ってるんだよ、その言葉。

そしたら、なぜか、その人の名前を辞書で引こうとしてました。

あーん、びっくりですー。

それを、Sさんに、さっき言ったらね、
それは、恋だよ！っていわれました−。

あーん、そんなあぁぁぁ。

だって、わたしとSさん、
たった一回しかあったことないじゃないですかぁ。

そーなんですか、潜在的にそうなんですか。

思い過ごしもなんとやらにならないように気をつけい！

誰の心にも、永遠のアイドルっていうのがいると思うんですけど、
わたしのそれは、憎みきれないろくでなしで、
カサブランカ・ダンディな麗人のあのひと。

というわけで、はじめての時はこの人と！
なんて思ったかど−かは別として（笑）、
ずっと、ジュリーいいなーって、思ってたのです。
いや、でも、ジュリーの顔は、好きじゃないの。
わたしには、エロいし、濃すぎてダメなんだ−。
（すごい、粋でセクシャルな男風情ですよね。）

カラオケでも、ほとんどジュリーですね。
（「TOKIO」「恋のバッド・チューニング」が、十八番）
後期のエロエロの大人路線も好きだけど、
前期の安井かずみ時代が、洗練されていてなんといっても好き！
「危険なふたり」なんて、もー、大好き。
ジュリ−は、セクシャルだけど、
母性本能も掻き立てるタイプだと思うんですよね。
だから、ジュリーは、年上の美女との恋愛が良く似合う。

「危険なふたり」は、もちろんいいけど、
わたしが、いちばん好きな歌は、
「胸いっぱいの悲しみ」
地味な曲だからそれほど目立たないけど、
わたしは、この歌が、世界で一番すきかもしれないの。

歌詞カードを見てもらうのが良いけれど、
男女の短いひと夏の恋がテーマで、
今も忘れられない一生を支配している人生で最高の恋愛だった。
って言うありきたりと言えばあまりにありきたりな歌ですが、
すごくいいんですよー。

あと、ワードが非常に少ないのですが、
行間を読むことができる陰影にとんだ詩で、
ふたりの隔てられた悲しみが伝わってくるのです。

このふたりは、嫌いになって分かれたんではないんですね。
もともと、バコウンス先でだけの恋愛だったとか、そんな感じで、
バコウンスの終わりには、関係を清算して
また、元の生活に戻らなくてはならないという大人の事情があるのです。
（この歌は、「天井桟敷の人々」をどうしたって想起させます）

もちろん、ゴダールふぁんとしては、「勝手にしやがれ」も、好きです。
でも、この曲をかっこよく歌えるのは、ジュリーだけ。
そこらへんの男では、寝た振りしてる間に、本当に寝ちゃうから。
夜、派手なレコードかけてワンマンショーでふざけてたら、
隣近所の人から苦情がきちゃうから。

ジュリーって、声にも色気があって、
エロキューションが最高ですよね。

「巴里にひとり」っていう曲も好きなんだけど、
この曲は、カラオケで歌うのがすごく難しいの。

せっかく、ひとりで憧れの巴里にまできたのに、
あなたを置いてきてしまったことばかりを考えてとっても孤独だよって言う
シュガーなひとりごとを、これまた、とろけるような優しい声で歌うジュリー。

そんなわけで、わたしは、ジュリーが、大好き。
だけど、「Oh！ギャル」だけは、恥ずかしくって好きになれない（笑）。。。
これは、どー考えても、いくら贔屓目にみても、失敗作ですよね。

ジャケットのことで言えば、「追憶」は、めちゃくちゃかっこいい！
（歌も好きなんだけど、ちょっと恥ずかしいなあ。）
まさに、ジュリーの全てをあの写真一枚で、
表してしまっているといっても過言ではないと思う。

わたしにとって、アイドルという言葉の意味が、
フランス映画のスタア（ジャン＝ポール・ベルモンド）や、
日活映画のスタア（渡哲也、小林旭、川地民夫）を
指す意味に変わっていったのは、18歳の頃のこと。
それ以前も、それ以後も、ジュリ−は、高橋幸宏と共に、
わたしの最大のアイドル歌手だったことは、事実です。
（ただ、幸宏さんには、今、あまり興味がなくなってしまった。）

明日で、地元の老舗デパートが閉店するので、セールを展開中です。

ま、別に欲しいものは、何もないんですけど、
一つだけ欲しいものがあったの。

それは、ヴ−ヴクリコ！

ヴ−ヴクリコイエローラベルは、375mlで、
3千円ぐらいするので、なかなか飲めません！
近所の安売り酒屋でも、2980円が相場です。

でも、その、ヴ−ヴクリコが、とうとう半額に！
（実は、数日前から、狙っていたのです。）
ああ、夢にまで見たヴ−ヴクリコ！
というわけで、買ってきましたよーヴ−ヴクリコ！
ヴーヴクリコなんて、滅多に飲めないもんね。

なので、わたしは、家では、サングリア派です。
（自分で漬けます）
外でも、もちろんサングリア！
「わたしの気分はサングリア」っていう歌は、
あれ、わたしのテーマソングなんです（笑）。
それぐらい、サングリアが好きだけど、
やっぱり、たまには、ヴ−ヴクリコを飲みたいのです。
（でも、家で、ひとり、ソファにもたれて、
飲むサングリアも、とてもとてもおいしいのです。）

買ったあとは、ひとり悦に入って小躍りしてました。

でも、今日は、飲まないの。
体調があまりよくないし、冷やし忘れたから。

シャンぺィンは、冷やして飲むのが
普通だと思ってる方は多いと思いますが、
冷蔵庫でギンギンに冷やしてしまうと、
本来の味がわからなくなってしまうのです。
（それに、胃が冷えると体に悪いですよ）
だから、ワインは、飲む前の日に、
一晩家の外に置くのです。
そうすると、とてもよくなる。
（本当のシャンブレは、15〜16度。）
非常に美味しくなるのです。

わたし＠加藤和彦ワイン学校の生徒でした。

みなさんは、ヴァレンタインデ−は如何でしたか？
わたしは、結局、チヨコレイトを当日2個買いました。
（無駄には、なりませんでしたよ）

今日は、まあ、そういう話で大いに盛り上がったのですが、
火曜日に会うからそのときわたすの。
今日催促されちゃった。なんて人がいておかしかった。

あと、わたしが、チヨコレイトをあげた人のことを、
好きな友人がいて・・・。
すっかり忘れてて、ついうっかり、言ってしまったんですねー。
××さんに、チヨコレイトをあげました！と。
そうしたら、なんで、14日にその人と会ったのかとか、
どうして、あげたのかとか、どこの店のいくらのであるか、
あげたあとの反応はどうであったのかなど、
根掘り葉掘り聞かれてまいった。

ドゥ・マゴ・パリのだけど、350円のだよ！
といったら、意図を理解してくれたようですが。

しかし、彼女は、意外と執念深いので、
わたしは、一生、ネチネチいじめられるのかも。
うーむ、怖いなあ。

わたしは、寒いのが大の苦手なので、
ウインタースポーツなどは、
スケート以外やったことがないのですが、
また、やりたいとも思わないのですが、
今日、友人から、防衛庁の殿方たちと、
来週ボードに行くという話しを聞いて、
いいなー、防衛庁とボード。
と、ちょっぴりですけど思った（笑）。
いいなー、防衛庁（笑）。
うらやましいなー、防衛庁（爆）。

今日は、自分のところで、映画の上映会があって、
わたしもちょこっと、映写室に入ったのですが、
35ミリのフィルムで、すごく綺麗なので、溜め息が出ました。
スプロケット穴も完全無欠だと思われました。
（もちろん、通常のRSを終えたフィルムです）

映画が、完璧な状態で見られるケースってのは、
実際には、ほとんどありえないのですよ。
だって、映写中に、破れたり燃えたりで、
コマが欠けてしまうことは日常茶飯事なのですから。
だから、映画は、初日の初回に見るのが好ましいのです。

でも、わたしは、日本全国を回って、
ぼろぼろになってしまったコマ飛びフィルムも愛しています。
そこに至るまでのドラマを思うといとおしくなります。
ときどき、意図的に、誰かが失敬してしまったようなフィルムもありますが。
そういうことする人って信じられないですよねー。

わたしが、映画監督になったら、
神経症的な恋愛映画を撮りたいの。
登場人物は、多分、ふたり。

是非、出ていただきたいのが、黒沢清監督。
相手役は、誰がよいのか、
それは、考えたことないけど。

精神分析医の役とかよさそうよ。
黒沢監督は、言うことが理論づく目というか、
それに、押し切られたいわたしがいるの。
寡黙そうなところもいいなあ。
それと、あの目、全てを知っているようなあの目。
全てを見透かしているようなあの目。

そんなわけで、わたしは、
黒沢清主演の映画というのを待っていたのです。
だって、絶対、映画向きなんだって。
なので、「曖昧な未来　黒沢清」を、
喜び勇んで見に行ったわたし。

その前に、「アカルイミライ」をみたのですが、
あまりに素晴らしくって、もう一生、
映画は、黒沢清作品だけ見てればいいかななんて、
詰る所、そこまで思ってしまいましたよ。

藤竜也が、もう、めちゃくちゃいいし、
オダギリジョーがこんなにいいとは、びっくりしたし、
浅野忠信は、ぴったりだし。

で、加瀬亮も、出てるんですけど、
うにゃ−って感じ。
加瀬亮は、やっぱり、おぼおぼしてなくちゃやーよ。

2001年8月から日記を書いているようですが、
過去ログのタイトルだけは見えるようになってるのね。

なんか、どんな内容かいたんだろう？
ってのが、多すぎ！

過去ログじっくり読んでみたいねー。

しかし、わたし、本当にタイムくん好きだねー。

タイムくんが、理系に進んだら、
わたしの好みのタイプ5か条制覇と思われるよ。

まずは、あのメガネ。
（黒のロイドスクエアだと、それだけで好きという、
でも、理系っぽいメガネも好き。
タイムくんは、ロイドのマルメガネだけどね）

さらに、浅田彰みたいな髪形。
やっぱり、ダンディは、ジャック・デュトロンばりの、
ィ横分けに限るでしょ！

それに、ひとり60Sというのか、
めちゃくちゃオサレさんですよね。

タイムくんは、マネキンであるから、
もちろん、ガリガリだし。

それに心配することはないと思う。
タイムくんは、絶対に理系だから。

しかし、困ったことが！
タイムくんってあんなにクールな大人顔でも小学生じゃん。
いやー、わたしは、ロリコンではあっても、
ショタコンではないんだよ。

困った困った。

「天井桟敷の人々」のDVDをちゃんと発売日に買ったのですが、
今まで見ていなかったの！
こりゃ、大変と思って、早速ところどころ見ました。
あしたは、「ピンポン」買いに行かないとならないし。

さすがは、クライテリオンだけのことはあり、
すごく綺麗。感激ですわ！
で、今、HPに感想を製作中なんですが、
気づいたら、「東京物語」「ピアニスト」も、
制作半ばで資金が尽きたかなんかでストップしてました。
困りましたわねー。

困ったといえば、今、わたしの部屋は、引越しの荷物で、
足の踏み場もないというありさまです。
ダンボールの中に寝ています。
どーにかしてください。

それと、昨日（2/12）は、愛するさぶりん（佐分利信）の、
バースデイでありました。
なので、わたしは、天国のさぶりんのため、
スプーンおばさんの替え歌を歌いましたよ。
（もしかしたら、巨悪なさぶりんは、地獄にいるのかも）