ジュールとジム

2003年6月11日
前にここで予告したとおり、
再見してまいりましたトリュフォー映画祭。

で、この映画、やっぱり、
原作と比べてしまうとねー。

というか、原作読んでないと、
はしょりすぎているので、
細部がよく分らないし。

でも、ほぼ完璧な映画ではあると思います。

しかし、わたしが、カトリ−ヌだったとしたら、
絶対に、詩人の(心をもった)ジュールを選ぶね。
泣きたくなるほど愛情深いし。

だけど、この映画でね、一番美しいのが、
カトリ−ヌとジュールが、
離婚する決心をした後で抱き合う二人のシーン。

このシーンで、カトリ−ヌの流す涙の美しさ。
そして、二人の間に流れるあたたかで優しげな空気。
この涙を見たときに、やっぱり、
カトリ−ヌが一番好きだったのは、
やっぱり、ジュールだったのかもしれない。
と、思ったのですが。

でも、カトリ−ヌみたいな女性を好きになったら、
こうなるのは、あきらかなような気がするのですが。

でも、もし、ジュールと別れたカトリ−ヌが、
筋書き通りにジムと結婚していたとしたら、
20年ぐらいたってから気が付くのかなあ。
ジュールとの結婚生活を続けていたら、
とても幸せな一生を過ごす事が出来たということに。

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